今日のサンタさん

本当の愛情

2016年07月29日 12:21

生徒会室のある旧校舎からグラウンドを挟んで建っている講堂・体育館の建物まで、新校舎A棟、B棟を抜けて、渡り廊下でつながっている。だから、雨が降っても濡れずに上履きのまま移動することができるのだ。牛熊證到期

「えっと、料理代、飾りつけ等の経費、ツリーのレンタル代で・・・・・・」
さっきから私は、生徒会室の自分の机で電卓片手に金庫の中のお金を数えている。夕方から講堂の中で始まる生徒会主催のクリスマスパーティの出納を確かめているのだ。だけど・・・・・・
「おっかしいなぁ なんで、二千円足りないんだろう?」
そう、さっきから私を悩ませているのは、金庫の中のお金が帳簿に書かれている金額と合わないこと。
ことは他でもないお金の問題。厳格な管理が求められるから、いい加減なことはできない。
「おかしいなぁ」

すこし焦りを感じつつ、再び帳簿とにらめっこして電卓をたたき始める。
――ガラッ
突然、生徒会室のドアが開いた。
「あ、小林さん、まだいたの?」
「えっ? あ、うん。なんか計算がreenex 膠原自生合わなくて」
「クリスマスパーティの?」
「そう」
「いくら?」

「二千円。二千円分どうしてもお金が足りないんだ」
「そっか・・・・・・」
クラスは隣の生徒会書記の西原くんは、大股に部屋の中へ入ってくると、自分の席に置いてあったカバンをつかみ、それから生徒会長の席へ移動して、会長の荷物を抱えた。それから、そのまま入口の方へ移動し、私に声をかけてくる。
「小林さんも、もうすぐパーティ始まるから、それ終わったら来てよ」
「あ、うん。分かった」
とは返事をしたものの、帳簿の帳尻が合わなくちゃ、会計責任者の香港如新集團立場上パーティに参加するってわけにはいかないわけで・・・・・・